2012年11月26日
三井化学、宮古市の「ブルーチャレンジ」プロジェクトに参加
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は26日、岩手県宮古市の再生可能エネルギー利用新プロジェクト「宮古市BLUE CHALLENGE PROJECT」にオブザーバーとして参加すると発表した。

宮古市の震災復興と地域活性化を目指したプロジェクトで、バイオマス由来の「電気・熱・水素」の再生可能エネルギーを生産、活用する取り組み。「電気・熱」に加え、次世代自動車の燃料となる「水素」の3つのエネルギーを供給するプラントは、商用としては世界初となる。


また、同プロジェクトでは、当初は宮古市の豊富な森林資源の間伐材をバイオマス原料として活用するが、将来的にはHIT事業研究会が検討している下水汚泥を原料とするバイオマス水素の製造も視野に入れている。

三井化学は、再生可能エネルギー推進に向けた貢献として、国内最大級のメガソーラープロジェクト「たはらメガソーラ・ウインド共同事業」などを実施している。今後とも、東日本大震災復興に向けた持続的支援と、再生可能エネルギー推進に向けた貢献を継続していく方針である。