2012年11月27日
農研機構、早世の水稲もち新品種を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、コシヒカリよりも早く収穫でき、収穫作業が競合しない早生の水稲もち新品種「みやびもち」を開発した。

とくに、育成地(新潟県上越市)における「みやびもち」の出穂期と成熟期は、「コシヒカリ」よりも10日以上早く出穂し、早く収穫できる。また、倒伏抵抗性が強く、「ヒメノモチ」、「峰の雪もち」に優れる多収である。
おこわの食味は、総合評価で「ヒメノモチ」並みで、「ヒメノモチ」より柔らかいおこわができる。

島根県、新潟県の農業法人で、それぞれ数十ヘクタールの作付けが計画されており、つき餅、おこわ等への利用が期待される。