2012年11月27日 | |
三菱化学、ロシア・ミール社へ「植物工場」第1号販売 | |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:三菱化学 |
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三菱化学は27日、LEDを使用した「植物工場システム」の第1号機をロシア・サンクトペテルブルグ市のプラスチック成型加工会社、ミール社に販売したと発表した。 「植物工場」は、ミール社の地下フロア全面を改修して設置され、内部に空調設備や水の循環濾過・再利用処理設備など、野菜の栽培に必要な各種設備を整えた。今年4月に着工し9月に完成、10月から栽培を始めた。 光合成の光源にはすべてLEDを使用しており、日照が少なく、気温の低い冬季でも常に新鮮な野菜が収穫できる。 ミール社が今回、栽培を始めたのは、ロシア人の好きなベビーリーフとレタスで、ウレタン樹脂製の栽培ベッド上に、高い密度で栽培する「超密植栽培技術」により、単位面積当たり収量の高い栽培を実現中だ。 三菱化学は今後、設置場所や広さなど、顧客ニーズに対応した植物工場を広く内外に販売していく方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1353992319.pdf |