2012年11月28日
大日住友薬・大阪研究所で放射性同位元素排水漏れ
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:大日本住友製薬

文部科学省は27日、放射性同位元素を使用している大日本住友製薬大阪研究所(大阪市此花区)から26日午後4時頃、同省に対して、「排水系配管から排水が漏えいした」との連絡があり、直ちに関連排水系の使用を停止するよう指示したと発表した。

また、同種の設備の点検結果の報告を求めるとともに、原因究明及び再発防止策の報告を指示した。

同研究所で26日、研究所施設内の排水系配管の点検を行ったところ、天井裏の排水管から漏水跡を発見した。
汚染状況を分析したところ、排水管表面からトリチウム・1平方センチあたり0.78ベクレルが検出された。

放射線量が低レベルのため、放射線障害など人体への影響はないとしている。