2012年11月29日
NEDO、グリーン・サスティナブル研究を昭電と産総研に委託
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:昭和電工、NEDO、産業技術総合研究所

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は29日、「グリーン・サスティナブルケミカル(GSC)プロセス基盤技術開発」事業の委託先として、昭和電工と産業技術総合研究所に決定したと発表した。

これは、GSCプロセスのうち、「廃棄物、副生成物を削減できる革新的プロセス及び化学品の開発」と「革新的酸化プロセス基盤技術開発」である。

具体的には、平成23年度までに実用化のめどをつけた過酸化水素酸化技術では実用化に要する水準では酸化できない、より高難度の基質を高反応率、高選択率で酸化する酸化触媒プロセスの開発と、これを用いた廃棄物、副生成物を抜本的に削減できる触媒反応プロセスの開発と、これを用いた廃棄物、副生産物を抜本的に削減できる触媒反応プロセス及び化学品の実用化開発を行うことである。

事業期間は、平成24年度1年間。