2012年11月30日
味の素、EUで抗肥満素材新規食品の認可取得
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:味の素

味の素は、「カプシエイト」の成分の1つである坑肥満素材の新規機能成分ジヒドロカプシエイトに関して、欧州委員会から「ノベルフード(新規食品)」として正式認可を取得したと29日発表した。
これにより、独自の酵素技術で開発した新規機能成分ジヒドロカプシエイトを欧州連合(EU)加盟27カ国で、食品として販売することが可能になった。

ジヒドロカプシエイトは、エネルギー代謝を亢進させる作用があるとされており、世界的な健康課題の1つである肥満への効果が期待される。味の素では、独自の酵素技術により、安価で安定的な生産と供給を可能にした。

2009年に米国でGRAS(安全と認められる食品)として認められている。今後は、米国に加えて欧州でも新規機能成分としてさまざまな食品への利用が広がり、グローバルなビジネス展開が期待できるとみている。