2012年12月03日 |
11月ベンゼンACP、さらに急騰 1,430ドル/トン 前月比145ドル高 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー |
JX日鉱日石エネルギーは3日、ベンゼンの12月アジア指標価格(ACP)が前月比145ドル高/トンと大幅高の1トン当たり1,430ドルで決着したと発表した。 アジア域内のベンゼン需給バランスが比較的タイト状態で継続している上、中国勢の買い意欲と米国の輸入意欲が旺盛で、このためアジア・スポット市況が前月を上回る水準で推移している。大手需要家との交渉も前月比145ドル高での決着となった。 今年1月の1060ドル以来、ほぼ毎月上昇を続けている。 11月の国内価格換算想定値は、1Kg当たり123.6円(10月=107.7円)となる。 <用語の解説> ■ACP:Asian Contract Priceの略で、 アジア契約市場での指標価格(運賃込み)となっている。 |