2012年12月03日 |
旭化成ケミ、研究開発棟「川崎イノベーションセンター」竣工 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズは3日、川崎製造所に約20億円をかけて建設を進めていた研究開発棟「川崎イノベーションセンター」が竣工し、本年12月17日から運用を開始すると発表した。 これまで同製造所内に分散していたモノマー及び高機能ケミカル領域の研究開発組織を一拠点に集約し、内部コミュニケーションを促進するオープンキッチン、オープン機器室や、研究開発成果展示コーナーを設けた。 組織横断的な環境を整備することによる技術の融合と高度化、セキュリティーと対話の調和、文書管理システムとIT環境の充実など、研究開発環境の向上を図った。 <「川崎イノベーションセンター」の概要> (1)名称 :川崎イノベーションセンター(Kawasaki Innovation Center) (2)所在地 :神奈川県川崎市(川崎製造所内) (3)施設概要:延床面積7,770m2、鉄筋コンクリート造8階建 (4)工期 :2011年11月着工、2012年12月竣工・運用開始 (5)投資額 :約20億円 (6)研究領域:触媒・ポリマー設計技術、界面制御技術、環境システム技術 (7)人員 :140名(順次増員予定) (8)環境対応: ・省エネ型低風速ドラフトチャンバー:有機溶剤、無機劇物の使用などあらゆるタイプの実験が可能。 ・省エネ照明機器:館内のすべての照明に省電力のLEDを採用しています。 ・光触媒外装塗装:長期耐久性、防汚性に優れた光触媒コーティング「デュラ光」を外装塗装を採用。 (9)運用開始:2012年12月17日 |