2012年12月04日 |
東洋エンジ、ナイジェリア大型肥料プラント受注 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング |
東洋エンジニアリング(TOYO)は4日、ナイジェリア国リバース州に化学会社インドラマグループが建設する世界最大級の肥料プラントプロジェクトの受注が内定したと発表した。受注金額は約8億ドル(推定)。 インドラマ・エレメ肥料会社向けに、アンモニア日産2,300トン、尿素同4,000トンの大型肥料プラントとユーティリティ設備を建設する。尿素は自社技術、アンモニアは米国KBR技術。韓国・大宇グループの企業が一部工事を受け持つ。2015年末完成の予定。 東洋エンジニアリングは肥料プラントのEPCコントラクターとして、世界トップクラスの実績を有し、現在もベネズエラとインドネシアで肥料プラントを建設中だが、ナイジェリアでは初のプロジェクトとなる。 【関連会社の概要】 < インドラマグループ>: ポリエチレン、ポリプロピレン、繊維などを製造するインド系グローバル企業で、タイの証券取引所に上場し、PTA、PETやポリエステルを製造する世界最大級の化学メーカー。 <インドラマ・エレメ石油化学会社>: ナイジェリア政府の民営化政策のもと2006年にインドラマがナイジェリア政府などとともに買収した現地法人。ポートハーコートで現在オレフィンを製造し、製品は全量政府が引き取っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1354586336.pdf (英文) TOYO Wins World’s Largest Single Train Urea Plant in Nigeria http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1354586336.pdf |