2012年12月06日
石化協、「第2回保安トップ懇談会」開催
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

石油化学工業協会は6日、企業トップによる「第2回保安トップ懇談会」が5日に開催され、活発な意見交換が行なわれたと発表した。出席したのは宇部興産の竹下道夫社長ら5社の社長で、以下のような発言があった。

◇ 現状認識として、トラブル対応経験の減少、自動化・デジタル化による現場感覚の希薄化、コミュニケーション機会の減少、プロセス全体の把握・理解の不足が問題である。
◇ 対策は従業員教育がポイントになる。過去の事故のビデオ研修、火災模擬体験などのほかベテランOBを活用した伝承教育が不可欠だ。
◇トップとして保安・安全への方針を定め、確実に実行し評価する。これを最先端まで浸透させることが重要だ。

<第2回懇談会出席者>
小野田泰  東燃化学 社長
森田美智男 JNC社長
竹下道夫  宇部興産社長
吉川實   KHネオケム社長
水野愛司   日本ポリプロ社長
宮本昭彦   経済産業省 製造産業局化学課長
髙梨圭介   石油化学工業協会 専務理事
田村昌三   東京大学名誉教授


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1354771040.pdf