2012年12月06日
千代田化工、サウジの排水再生システム実証事業受託
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

千代田化工建設は6日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から、サウジアラビア工業団地での膜技術を用いた排水再生システム実証事業を受託したと発表した。契約金額は約10億円。

今回受託したのは、同国東部州の州都ダンマンの第1工業団地で発生する排水を再生利用するためのプロジェクトで、実証設備の設計・調達・建設に関する業務。実施期間は2015年1月まで。

同団地内の120の事業体などから排出される日量約5,000トンの排水を、膜技術(MBR、RO膜)を用いて処理し、工業用水として3,500トンを再利用しながら、省エネルギー化を達成するシステムを実証する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1354772609.pdf