2012年12月10日
武田薬品、新規骨髄腫薬の臨床データを米学会で公表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業と100%子会社の米国ミレニアム・ファーマシューティカルズは10日、未治療の多発性骨髄腫を対象に新規経口プロテアソーム阻害薬と標準用量のレナリドマイド及びデキサメタゾンを併用した臨床第1/2相試験の最新データを第54回米国血液学会年次総会で公表したと発表した。

第2相臨床試験では、併用した患者の58%が主要評価項目である最良部分奏効(VGPR)以上を達成している。第2相臨床は現在も継続中であり、副次評価項目である全奏効率(ORR)、奏効までの期間など引き続いき評価を続けていく方針である。