2012年12月13日 |
農水省、2012年研究成果10大トピックスを選定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は13日、「2012年農林水産研究成果10大トピックス」を選定した。 この1年間に新聞記事となった民間、大学、試験・研究機関などの研究成果の中から、とくに重要で社会的関心も高いとみられる10課題を選定した。 10大トピックスは、次の通り。 (1)高温で乳白粒が発生する原因を遺伝子レベルで解明・高温登熟耐性品種の開発に期待 (2)トマトの全ゲノム解読に世界で初めて成功・育種の加速に期待 (3)低カドミウムコシヒカリの原因遺伝子を発見・カドミウム低減技術のコメ以外の作物への展開に期待 (4)世界初!免疫不全ブタを開発・ヒト組織や臓器の再生に向けた研究進展に期待 (5)ブタのゲノム及び遺伝子配列の解読に成功・ブタの品種改良の加速化に期待 (6)汚染された農地土壌からセシウムを99%除去・汚染土壌等の大幅な減容化に期待 (7)牛の分娩後に胎盤を剥離排出するシグナル物質を世界で初めて発見・子牛生存率の向上や畜産農家の労働負担軽減に期待 (8)青刈りトウモロコシ用高速不耕起播種機を開発・飼料用トウモロコシの栽培の省力化に期待 (9)有機質資源を短期間で無機化、エネルギーを必要としない新技術・CO2排出量の大幅な抑制に期待 (10)果樹用新型スピードスプレヤーを開発、農薬飛散・騒音を大幅低減 |