2012年12月13日 |
帝人子会社、中国のエアバッグ基布工場が本格稼動 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人フロンティア(本社・大阪市中央区、竹中哲嗣社長)は13日、中国江蘇省南通市に建設中だった自動車エアバッグ用基布生産工場が本格稼働を開始したと発表した。 昨年10月に旭化成せんいなどと合弁で「日岩帝人汽車安全用布有限公司」を設立し、エアバッグ基布の生産工場を建設していた。 合弁会社は、織布からコーティングまでを一貫生産できる。現在、エアバッグ用の素材としては、主としてナイロンが使用されているが、今後はポリエステルに対するニーズの高まりが見込まれるため、両素材に対応した設備を備えている。 現在の年産能力は640万平方メートルだが、今後順次追加投資を行い、2015年度には1600万平方メートルまで能力を拡大する。同年度の売上高20億円を目指す。 |