2012年12月17日
東洋エンジ、インドネシア肥料プラント受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリング(TOYO)は17日、インドネシア国営肥料会社の1つ、ププク・スリウィジャヤ・パレンバン社(プスリ)が南スマトラ州に計画している肥料プラントの建設を同国大手エンジニアリング会社であるレカヤサと共同受注したと発表した。

2015年12月完成をめどにアンモニア日産2,000トン、尿素2,750トン、ユーティリティ設備などを新設する。
同プロジェクトの総投資額は約6億ドル。TOYOの受注額は約1億5000万ドル。

契約内容はライセンス供与と設計・調達・工事、試運転の一括請負。レカヤサがアンモニアプラントとユーティリティ設備、TOYOは尿素製造のライセンス供与とプラント建設を担当する。

生産に必要なスチームボイラー用燃料には、同国で多量に産出される石炭を利用しガスの有効利用を図る。

プスリは1970年代から肥料で4プラントを持つが、TOYOはこれらの建設すべてに関わってきた経験と実績を持つ。

<プロジェクトの概要>
■ 客先  : ププク・スリウィジャヤ・パレンバン社(プスリ、PT Pupuk Sriwidjaja Palembang)
■ 受注者 : 東洋エンジニアリングとレカヤサ(PT Rekayasa Industri)のコンソーシアム
■ 建設地 : インドネシア、南スマトラ州パレンバン地区
■ 対象設備: アンモニア日産2,000トン、尿素日産2,750トン、ユーティリティ付帯設備
■ 役務内容: 尿素プラントのライセンス供与と設備の設計、機器資材調達、工事、試運転までの一括請負
■ 完成予定: 2015年12月


ニュースリリース

○インドネシア肥料プラント 受注
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1355712257.pdf

(英文)
○TOYO Wins Fertilizer Plant Order in Indonesia
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1355712257.pdf