2012年12月17日 |
NEDO、タイ初のバイオエタノール製造実証事業に着手 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は17日、タイでキャッサバイモからデンプンを抽出した後の残渣(タピオカ残渣)からバイオエタノールを製造する技術の実証事業に着手すると発表した。 サッポロビールと磐田化学工業に同事業を委託する。 日本で技術開発された高温発酵酵母を用いて、年産80キロリットル規模のバイオエタノール製造能力を有するパイロットプラントを設置し、製造技術の有効性を実証する。 タイ全土、さらにはキャッサバの栽培を行っているASEAN(東南アジア諸国連合)地域への普及を目指す。 事業期間は2012年度から2015年度で、サッポロビールと磐田化学工業が実施委託を受けた。 同事業の推進にあたり、NEDOとタイ科学技術省国家イノベーション庁(NIA)は、基本協定書を締結した。 |