2012年12月18日
電化・大牟田工場「特区指定」 パワーモジュール関連製品増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:電気化学工業
「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に指定された大牟田工場

電気化学工業は18日、福岡県から「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に指定されたのを機に、大牟田工場(福岡県)に74億円を投じ、電力を効率よく制御するパワーモジュール関連製品の開発・生産設備を増強すると発表した。

パワーモジュールに不可欠なセラミック基板、放熱板、放熱シートなど関連製品の開発・生産設備を増強する。

「グリーンアジア国際戦略総合特区」とは、総合特別区域法に基づき国が指定する総合特区のことで、2011年12月に福岡県、北九州市、福岡市が第一次指定を受けた。今年8月に大牟田地域が追加された。今後「アジアと環境」を軸に環境配慮型製品など4分野を柱に事業展開を進める。