| 2012年12月20日 | ||
| 三菱樹脂、“自然と共生”する水辺用ブロックマット開発 | ||
| 【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三菱樹脂 |
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| 三菱樹脂は20日、河川の護岸浸食を防ぐコンクリートブロックの新商品として、水路の水辺や水中を緑化し、水生生物が生育しやすい環境を整える「ゴビマット・水辺緑化型」を開発したと発表した。12月21日に発売する。 日本では稲作地などの農地整備が進む一方で、水路が土からコンクリートに変わり、メダカやカエルなどの水性生物が絶滅の危機を迎えている。 今回発売する「ゴビマット・水辺緑化型」は、土壌侵食防止ブロックとして開発した。 約20センチ角の多数のコンクリートブロックに、ポリプロピレン製不織布のフィルターシートを一体化した構造になっており、ブロックの隙間に水中の生物や植物が生育しやすい環境をつくった。水中生物だけでなく、昆虫や鳥などの自然環境が戻ってくることになるという。 コンクリート製の排水溝のように、土を掘り起こす必要がなく、緩やかな水路に直接敷設し、水底と左右の側面の3面をくいで固定するだけでよい。施工が簡単で、コスト的にも20％以上安上がりになるとしている。 【製品の主な仕様】 ◇標準サイズ ：幅160ミリ×長さ6000ミリ×厚み55ミリ ◇参考価格 ：7,000円/平方メートル ◇施工方法 :クレーン等重機による敷設 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1355971885.pdf
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