2012年12月25日
「日化協レポート・第2版」 わが国化学産業のCO2削減貢献量 5億トン超
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会

日本化学工業協会(会長:高橋恭平昭和電工会長)はこのほど、化学製品のCO2排出削減貢献量について紹介した報告書、「国内および世界における化学製品のライフサイクル評価」(日化協レポート第2版)を発行した。

同協会は昨年7月、太陽光発電、自動車、LEDなど化学製品を使用した主要9製品を事例に挙げ、CO2排出貢献量を算出・評価した報告書「国内における化学製品のライフサイクル評価」(日化協レポート初版)をまとめた。

今回発行した第2版は、これに自動車用タイヤや海外での事業活動分を追加し、計14品目を対象にCO2排出削減への貢献量を算出し再評価した。

この結果、
(1)日本国内で2020年1年間に製造される製品(10品目)を製品寿命まで使用した場合に日本の化学産業によるCO2排出削減貢献量は、1億3,057万トン。
(2)同じく海外で製造される製品(4品目)を製品寿命まで使用した場合に日本の化学産業がもたらすCO2排出削減貢献量は、3億8,575万トン。
(3)これにより、国内・海外での化学製品(14品目)のCO2排出削減貢献量の合計は、5億1,632万トンとなる、
ーと報告している。

同レポートはA4判、131ページ。

問い合わせ先は日化協広報部(TEL:03-3297-2555)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1356488775.pdf