2012年12月26日
協和キリン、宇部工場内に新製剤工場を完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは、宇部工場(山口県宇部市)内に昨年9月から建設していた新製剤工場がこのほど完成した。投資額は約40億円。

同社は生産拠点の再編成に取り組んでおり、その一環として、富士工場(静岡県駿東郡)で製造している製品の一部を新製剤工場に移管する。また、新工場の製造能力は年間8億錠で、既存の製剤工場の生産能力と合わせると年間14億錠になる。

新工場は、(1)最新製造エンジニアリング技術を導入した自動化工場(2)ヒトとモノの動線分離などにより高品質を追求(3)モノの搬送を自動化し生産性を高めた?適度な予備エリアを有しており、将来の環境変化に柔軟に対応できるーのが特徴。

新工場は、2013年初めから技術移管を開始し、2015年初めから商業生産を開始する予定である。