2012年12月26日 |
NEDO、先端触媒構造反応リアルタイム計測ビームラインが完成 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は26日、NEDOの「固体高分子形燃料電池実用化技術開発」で、電気通信大学が大型放射光施設「Spring-8」(兵庫県佐用町)に燃料電池専用の「先端触媒構造反応リアルタイム計測ビームライン」を設置し、同日に現地で竣工式を行ったと発表した。 このビームラインでは、高輝度の放射光を用いた計測により、これまで十分に解明されていなかった燃料電池動作時の燃料電池触媒の反応や劣化メカニズムの解析が可能になると期待されている。 NEDOでは、この解析結果を用いることで、燃料電池の飛躍的な性能向上と低コスト化を実現する、低白金・脱白金化を見据えた新規燃料電池触媒の開発を進めていく方針である。 |