2012年12月27日 |
日本ゼオン、米国子会社でアクリルゴム設備増強 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンは27日、アクリルゴムの需要が自動車用途を中心に好調なため、米国子会社のZeon Chemicals LPがケンタッキー工場で生産能力の増強を決めたと発表した。 Zeon Chemicalsは日本ゼオンの100%子会社で、ケンタッキー(NBR)、ミシシッピ(エピクロルヒドリンゴム)、テキサス(アクリルゴム)と米国内に3工場を持つ。 アクリルゴムは耐熱性、耐油性に優れるところから、自動車のオイル周りのシール用やホース用ゴム材料として使用されてきたが、最近は自動車エンジン内での燃焼温度の上昇やターボシステム化にも耐えられる素材であることが認められ、需要はさらに高まると予想されている。 このためケンタッキー工場の設備能力をデボトルネックにより増強することにした。 2013年7月の稼動を目標に従来設備の1.5倍に増大する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1356601726.pdf |