2012年12月28日
経産省、11月の鉱工業生産、プラ製品生産 2カ月連続プラス
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省は28日、11月の鉱工業生産動向(2005年=100、季節調整済み)速報値を発表した。

生産は前月比▲1.8%低下の86.4、出荷は▲1.1%の86.5。在庫▲1.2%低下の106.4、在庫率▲0.3%の127.2だった。

生産は一般機械工業、金属製品工業、輸送機械工業などが低下し、電子部品・デバイス工業、プラスチック製品工業、紙パルプ工業などが上昇した。

製造業生産予測調査によると、12月は前月比6.7%の上昇、1月同2.4%の上昇だった。

基調判断は、前月の「総じてみれば、生産は低下傾向にある」を据え置いた。

産業別動向で化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比▲0.1%低下の83.7、出荷は同▲0.6%低下の82.0で、ともに2カ月連続に低下。在庫は▲1.8%低下の99.6、在庫率は▲0.9%%低下の120.3だった。

プラスチック製品工業は、生産が前月比0.7%上昇の87.1と2カ月連続のプラス。ただ出荷は▲0.2%減少の84.7と2カ月ぶりに減少した。在庫は同▲0.3減少の94.0、在庫率は▲0.8%低下の108.5だった。