2012年12月28日
新化学技術協、講演会「資源としてのリンとその利用」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会(会長・藤吉建二三井化学会長)は、講演会「資源としてのリンとその利用」を来年1月25日14時30分に東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。参加費は会員が無料、一般が1万円。

講演会では、「経済活動を支えるリンのマテリアルフローと、リン資源に対する海外の関心」をテーマに松八重一代・東北大学大学院工学研究科金属フロンティア工学専攻准教授が、「未利用リン資源の肥料用燐酸原料への利用と技術的課題」をテーマに用山徳美・日本燐酸技術室室長が、それぞれ講演する。

松八重氏はわが国ならびにアジアが直面するリン資源の需給環境を概観し、回収再資源化のポテンシャルをもつ未利用のリン資源がどれだけ存在するのかについて論じる。また、用山氏は、未利用リン資源の中で、下水道を介して集積されたリンを肥料用途に活用することを目的に、肥料用の燐酸原料としての利用の取り組みを紹介する。

講演終了後に、講師を交えて懇親会(参加費は無料)を行う。
問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)。