小林喜光社長

三菱ケミカルホールディングスの小林喜光社長は7日の年頭挨拶で、「日本の製造業は、世界が複雑に絡み合う競争環境のもと、多くのハンディを背負いながら戦ってきた」と前置きし、「安倍新政権にはTPPをはじめとする通商政策やエネルギー政策見直しなど産業競争力の回復に向けた政策実施を期待したい」と強調した。

さらに（1）自社単独にこだわらない「オープン・シェアード・ビジネス（OSB）」方式を活用し、簡単には真似されず、追随されない製品やサービスを創造する（2）大きな痛みを伴う構造改革などへの取り組みを加速させ“茹でガエル”にならないよう早く脱出する（3）事故やコンプライ
アンス違反を防ぐ最後で最強の防護壁を一人ひとりの心で確立するーと新たな発想に基づく新年の抱負を説いた。

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