2013年01月07日 |
旭化成・藤原健嗣社長「基盤強化と実行の年」 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成の藤原健嗣社長は7日の年始式で、「経済情勢は依然として不透明な状況が続く。グループを挙げて将来に向けた基盤強化を進め、決めたことをやり抜く実行の年にしたい」と訓示した。 昨年は国内型である住宅次号や医薬事業は好調に推移したが、グローバル型のケミカル事業やエレクトロニクス事業が需要減や価格競争激化など苦戦を強いられた。一方、ヘルスケア事業部門は米国ゾール・メディカル社を買収し、新規分野進出を果たした。 今年は、繊維事業でタイにスパンボンド工場、ケミカル事業でタイと韓国にアクリロニトリル工場、シンガポールに合成ゴム工場がそれぞれ本格稼働する。国内でも住宅事業が引き続き好調を維持する見込みで中計での取り組みの成果が出てくる年になると期待している。 |