2013年01月08日
第一三共、米国バイオベンチャーと技術提携
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:第一三共

第一三共は8日、米国のバイオベンチャーであるAmplimmune社との間で、自己免疫疾患を対象としたAMP-110に関する共同研究開発・オプション契約を締結したと発表した。

AMP-110は、自己免疫疾患を対象にしたB7-H4融合バイオ医薬品であり、炎症性T細胞の分化を抑制する新規性の高い作用機序を有するファーストインクラスの薬剤になることが期待されている。

Amplimmune社は、B7ファミリー蛋白質の医薬品応用を目指すバイオベンチャーであり、第一三共と合意した臨床試験計画に従い第2相臨床試験終了までの開発を担当する。なお、臨床試験の開始は2013年上半期を予定している。
また、両社は、バイオマーカー探索等を含むAMP-110に南する基礎研究を共同で実施する。