2013年01月11日 |
NEDO、タイの省エネ実証プロジェクト2件スタート |
【カテゴリー】:行政/団体(海外) 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は11日、タイで省エネ実証プロジェクト(国際エネルギー使用合理化等対策事業)2件を本格的にスタートさせると発表した。 具体的には、「民生(ビル)省エネモデル事業」(中国電力に委託)と「民生用水和物スラリー蓄熱空調システムモデル事業」(JFEエンジニアリングに委託)の2つ。 前者は、首都バンコクにあるアマリ・ウォーターゲート・ホテルを選定し、高効率機器の導入、インバータを活用した搬送動力削減など省エネ技術を導入し、エネルギー管理・運用の最適化などの対策を適用する。2013年3月まで実証試験によるデータの評価、検証を行う。 後者は、水蓄熱、氷蓄熱等の既存技術に対し、水の2倍以上の冷熱量を有するTBAB(テトラブチルアンモニウム)を利用する新たな冷媒として開発された水和物スラリーを使用した空調用蓄熱システム。2013年1月まで実証試験による評価・検証を行う。 |