2013年01月16日 |
昨年のPVC生産 126万トンで1982年以来の低水準 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は16日、2012年1-12月の塩化ビニル樹脂(PVC)と塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の生産出荷実績を発表した。 それによると、PVC生産は126万8498トン、前年比13.9%減で2年連続の前年割れとなり1982年以来の低水準となった。需要見合いの生産姿勢を貫いたのが生産減の大きな要因である。 国内出荷は102万7010トン、同1.2%減で3年ぶりの前年割れとなった。 このうち主力のパイプなど硬質用が56万8614トン、同3.3%減で3年ぶりの前年割れ。 軟質用は25万7698トン、同0.7%減で2年連続の前年割れ、電線・その他用が20万698トン、同4.6%増で3年連続の前年比プラスとなり4年ぶりに20万トンの大台を回復した。 輸出は24万5201トン、同42.6%減で3年連続の前年割れとなり、1993年以来の低水準となった。この結果、出荷総計は127万2211トン、同13.2%減で2年連続の前年割れとなり、1982年以来の低水準となった。 一方、VCMの生産は187万9131トン、前年比25%減で3年連続の前年割れとなり、1987年以来の低水準となった。 国内出荷は138万2363トン、同12.5%減で2年連続の前年割れとなり1982年以来の低水準で、輸出が31万8260トン、同59.8%減で3年連続の前年割れとなり1998年以来の低水準となった。 この結果、出荷合計は170万623トン、同28.3%減sで3年連続の前年割れとなり、1985年以来の低水準となった。 ニュースリリース参照 ○塩ビ樹脂 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1358312468.xls ○塩ビモノマー http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1358312468.xls |