2013年01月17日 |
帝人ファーマ、先端巨大症・下垂体性巨人症の治療薬発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:帝人ファーマ |
帝人ファーマ(本社・東京都千代田区、荒尾健太郎社長)は17日、先端巨大症および下垂体性巨人症の治療薬「ソマチュリン皮下注」を同日に発売したと発表した。 先端巨大症および下垂体性巨大症は、成長ホルモンの過剰分泌が原因で身体の先端部分や手足の異常な成長及びそれに伴う高身長などの症状を引き起こす疾病である。 薬物療法としてはソマトスタチン誘導体が使われているが、国内で使用できるソマトスタチン誘導体は1種類だけであるため、新たな治療選択肢が求められていた。 発売した「ソマチュリン皮下注」は、仏イプセン社が開発・製造したソマトスタチン誘導体で、世界60カ国で使用されている。帝人ファーマでは、日本におけるピーク時の売上高として約20億円を期待している。 |