2013年01月22日 |
帝人、新規ヘルスケア事業化へ 米イン社と戦略的提携 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人はこのほど、新規ヘルスケア分野における早期事業化及び事業拡大を推進するため、ライフサイエンス分野のインキュベーションで数多くの成功実績を誇る米国のイン・キューブ・ラボ(本社・カリフォルニア州サンノゼ市、Mir Imran社長)と戦略的提携を締結した。 イン社は、これまでに20社を超える医療機器会社を創出し、ライフサイエンス分野で200以上の特許を保有するMir Imran社長によって設立された。ベンチャー企業の創出・支援を手がけており、主な成果としては循環器疾患領域の標準的治療法の一つである「植え込み型除細動器(ICD)」の開発などがあげられる。 今回の契約では、帝人がイン社のグループ会社に出資する。これに対してイン社は、帝人が開発中の新規ヘルスケア分野の案件について、技術の有効性や市場特性及び規制などの状況を調査・分析して、早期に事業化の実現可能性を見極めるほか、帝人の事業パートナー獲得や買収案件の探索に向けて有用な情報を提供するなど、効率的な事業開発推進のために連携・協力することにしている。 |