2013年01月23日 |
昭電、建材・緑化土木用資材「黒曜石パーライト」値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は23日、子会社の芙蓉パーライト(本社:長野県下諏訪郡、河田穂積社長)が主力製品である黒曜石パーライトの価格改定実施を決めた発表した。4月1日出荷分から平均10%幅の値上げを行う。 芙蓉パーライトは1973(昭和48)年の設立。長野県で黒曜石の採掘から加工まで黒曜石パーライトの一貫生産を行っている。加工時の乾燥や焼成工程に必要な重油やLPGなどの燃料価格が高騰し、包装・保管料などの物流費も上昇していることから、事業収益の改善を図る。 黒曜石パーライトは、天然の黒曜石を粉砕し約1,000℃で焼成発泡させた無機質の骨材。超軽量で断熱性、保温性に優れ、水を浸透しないなどの性質を持つ。このため、プレミックスモルタルなど建築資材の原料や緑化・土木関連資材として使用されている。 【芙蓉パーライトの概要】 (1)社名 :芙蓉パーライト株式会社 (2)本社所在地 :長野県下諏訪郡下諏訪町 (3)事業内容 :建設資材向け軽量骨材および緑化・土木用資材の製造販売 (4)設立 :1973年3月 (5)資本金 :1億3000万円 (6)売上高 :6億2000万円(2011年12月期) (7)株主 :昭和電工、旭化成建材、大成建設、五洋建設、東亜建設工業、太平洋セメント、西松建設 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1358915984.doc |