2013年01月25日 |
ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤 2月から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:ジェイ・プラス |
ジェイ・プラス(本社:東京都千代田区、松本州平社長)は2月1日納入分からフタル酸系可塑剤全品目の値上げを実施する。急激な円安の影響で2013年第1四半期の国産ナフサ基準価格は62000円/KLを超えるレベルまで上昇すると予想されている。フタル酸、アジピン酸などの原材料価格も高騰しユーティリティなどの諸経費も上昇している。 こうしたコスト上昇に自助努力で乗り切るのは困難と判断した。 <対象品目と値上げ幅> (1キログラム当たり) ・DOP :18円 ・DINP :18円 ・DIDP :18円 ・その他フタレート:18円 ・DOA :27円 ・DINA :27円 ・その他アジペート 27円 なお、ジェイ・プラスは、KHネオケム(元協和発酵) 50%、三菱化学 50%の合弁で2000年4月の設立。資本金4.8億円。生産拠点をを川崎工場(10万トン/年)、千葉工場(8万トン/年)、四日市工場(8万トン/年)に持つ、わが国の可塑剤最大手メーカー。 |