2013年01月28日
富士フィルム九州、熊本に「超広幅フジタック」新工場完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは28日、系列会社の富士フイルム九州(本社:熊本県菊池郡、坂本敏社長) 第4工場に、大型液晶テレビ用の「超広幅フジタック」を生産する第8ラインが完成し、稼動開始したと発表した。

同ラインでは、大型液晶テレビで最も多い、VAモードの液晶パネルの視野角拡大や、コントラスト向上に寄与する「VA用フィルム」を生産する。

また、同工場ではほかに「IPS用フィルム」や、偏光板保護フィルム用の「プレーンタック」を生産する第7ラインを3月から稼動開始する。同ラインは、これまでで最大の幅となる2500ミリのフィルム生産が可能となる設備を設置する。

液晶パネル市場は現在、タブレットPCやスマートフォン向けの中小型パネルの需要が急拡大しているが、これまで液晶パネル市場を牽引してきた大型パネル需要も安定的に増大している。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1359345681.pdf