2013年01月29日
新日鉄住金の情報会社、コモディティ取引管理に新方式
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:新日鉄住金化学

新日鉄住金ソリューションズ(本社:東京都中央区、謝敷宗敬社長)は29日、企業、商社向けに、エネルギー、穀物などのコモディティ取引に特化したリスク管理パッケージソフトウェア「Ratispherd(ラティスファード)」を開発したと発表した。すでに出光興産、豊田通商への導入が決っており、今後さらに市場展開を加速する。

コモディティ取引には、対象となる商品価格の変動や為替変動など多くのリスクが伴うが、そのためにはデリバティブ取引を含む統合的なリスク管理の適切な運用が必要となる。

新日鉄住金ソリューションズが開発した「Ratispherd」は、コモディティ現物取引と付随するデリバティブ取引を一元管理するもので(1) 正確性を確保したタイムリーな損益管理(2)適切な取引リスク管理(3)第三者性を担保した内部統制対応など、管理業務の軽減・効率化につながるとしている。

【新日鉄住金ソリューションズ株式会社の概要】
. 代表取締役社長: 謝敷 宗敬
. 資本金: 129億5,276万3,000円
. 本社所在地: 東京都中央区新川二丁目20-15
. 設立: 1980年10月1日
. 売上高(2012年3月期): 1,615億円(連結) 1,445億円(単独)
. 従業員数(2012年3月末現在): 4,972名(連結)2,415名(単独)