2013年01月31日
経産省、12月の鉱工業生産、「下げ止まりの兆し」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省は31日、12月の鉱工業生産動向(2005年=100、季節調整済み)速報値を発表した。

生産は前月比2.5%上昇の88.9、出荷は4.4%上昇の90.6。在庫▲1.1%の105.2、在庫率▲0.6%の126.4だった。

生産は輸送機械、一般機械工業、電気機械工業、化学工業、プラスチック製品工業など16業種のうち12業種が上昇し、電子部品・デバイス工業、精密機械、窯業・土石、紙パルプ工業4業種が低下した。

製造業生産予測調査によると、1月は前月比2.6%の上昇、2月も同2.3%の上昇だった。

基調判断は、「下げ止まりの兆しがみられる」で、前月までの「生産は低下傾向にある」を上方修正した。基調判断の上方修正は11カ月ぶり。

業種別で化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比3.0%上昇の86.0、出荷同2.0%増の83.6、在庫同2.0%増の101.6、在庫率は同4.0%増の120.5だった。

プラスチック製品工業は生産が前月比2.8%増の89.5、出荷同2.7%増の87.1、在庫同1.5%増の95.4、在庫率同2.5%増の111.2だった。