2013年02月01日 |
2月のベンゼン契約価格 1,415ドルで決着 55ドル安 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー |
JX日鉱日石エネルギーが1日発表した、ベンゼンの2013年2月アジア契約価格(ACP)は1トン当たり1,415ドルで、前月比55ドル安での決着となった。2012年1月からほぼ毎月上昇を続けていたが1年ぶりで前月比ダウンとなった。 米国の輸入意欲は引き続き旺盛だが、アジア域内の誘導品メーカーの定修入りを背景にベンゼンの需給バランスが緩和し、アジア・スポット市況も調整局面を迎えたことが原因とみられる。 大手需要家との交渉により、前月比55ドル安での決着となった。 2月の国内価格換算想定値は、1Kg当たり135.1円となる。 <用語の解説> ■ACP:Asian Contract Priceの略で、 アジア契約市場での指標価格(運賃込み)となっている。 |