2013年02月05日
三井化学・営業利益91%減 25億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学が5日発表した2012年4-12月連結決算は、営業利益が前年同期比91%減の25億円だった。世界景気減速の中で主に基礎化学品事業の販売数量が減少した。石化事業を中心に交易条件が悪化したことも響いた。

機能樹脂と機能化学品事業は全体的に堅調に推移した。機能樹脂ではエラストマーや特殊ポリオレフィン、化学品ではヘルスケア材料、農業化学品などが支えた。
最終損失は97億円だった。
岩国大竹工場の事故による損失を48億円計上したものの、受取保険金46億円を特別利益に計上したことなどにより、前年同四半期に比べ49億円し53億円の損失となった。

通期予想を下方修正。

【三井化学・第3四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高     1,007,376(△8.4)
◇営業利益       2,469(△91.0)
◇経常利益      1,435(△95.0)
◇当期純利益     △9,707(-)
◇1株当たり純利益  △9.69円(△0.22円)

<2013年3月期・通期(連結)予想>
◇売上高      1,390,000(△4.4)
◇営業利益      5,000(△76.8)
◇経常利益      3,000(△86.9)
◇当期純利益     △10,000(-)
◇1株当たり純利益  △9.98円