2013年02月07日
昭電の「離床センサー」、フランスベッドの病院向けベッドに採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:昭和電工

昭和電工は7日、同社が開発した離床センサーが、フランスベッドの病院向けセンサーシステム「見守りケアシステムM-1」に採用され、近く発売の予定だと発表した。

同センサーは、軽くて剛性に優れたアルミニウム製で、加重によるセンサーの微小変形を電気信号に変換し重量を測定する。人の動きによる重量変化を基に独自のアルゴリズムにより寝返りや起き上がり、腰かけ、離床といった利用者の動作を検知する。

センサーは、ベッドの脚4カ所に内蔵する。背上げなどのベッドの動きに影響されず、ベッド上のどこに人がいても動きを感知することができる。ベッドに内蔵されるため購入後に取り付けるなどの手間はか不要となる。単体のセンサーに比べ精度が高く、誤作動が生じにくいという特長もある。

昭電では今回の離床センサーのほか、生体情報(体重や呼吸、脈拍など)を測定する非接触型の睡眠(呼吸)センサーなども開発中で、今後、ヘルスケア・セキュリティ分野への展開を加速する方針だ。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1360203779.doc