2013年02月07日 |
鹿児島大など、高輝度・小型LED水中照明を開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7日、鹿児島大学と北九州産業学術推進機構が高輝度・小型のLED水中照明の開発に成功したと発表した。 水中照明は、主にイカ釣り漁船等に代表される夜間の漁業に使用されているが、従来使用されている照明はエネルギー使用量が非常に多く、寿命の短かさや瞬時点灯ができないなどの問題があった。 鹿児島大学の水田敬助教授らの研究グループは、高性能な放熱システムの開発により、LEDの大量実装に伴う熱の集中という問題を解決した。従来比10倍以上というLEDの高密度な実装が可能になったことで、LED照明を大幅高輝度化・小型化でき、同量の集漁効果を持つ白熱灯に対し20分の1以上の省エネ化を実現した。 この成果は、2月18日に福岡市の博多都ホテルで開催される「NEDO技術開発事業ビジネスマッチング/第113回ベンチャープラザ」で発表する。 |