2013年02月08日
東洋紡・第3四半期 最終利益45億円、14%減
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:東洋紡

東洋紡が8日発表した2012年4-12月期連結決算は、最終利益が前年同期比14%減の45億円だった。
売上高は3.7%減の2,493億円、営業利益は24%減の108億円だった。

欧州不安、中国減速、アジア新興国で成長鈍化が続く中で、これまで展開してきた「海水淡水化用逆浸透膜」の実績が見読められ、サウジアラビア最大級のプラントに新規採用された。エアバッグ用基布事業は中国事業が本格稼働したが、米国自動車市場の回復もあり好調に推移した。
スーパー繊維「ダイニーマ」は市場低迷の影響を受けたが「ザイロン」は耐熱材向けの販売が拡大した。

通期業績予想は据え置き。

【東洋紡・第3四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高     249,292(△3.7)
◇営業利益     10,806(△24.0)
◇経常利益      9,451(△23.1)
◇当期純利益     4,507(△13.5)
◇1株当たり純利益  5.08円(5.88円)

<2013年3月期・通期(連結)予想>
◇売上高      350,000(0.1)
◇営業利益      18,000(△1.7)
◇経常利益      15,000(46.2)
◇当期純利益      6,500(39.5)
◇1株当たり純利益   7.22円