2013年02月13日 |
三菱化学、ブラジルに機能性樹脂の事業拠点新設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は13日、ブラジル・サンパウロ州に機能性樹脂の事業拠点を確立すると発表した。成長著しい現地自動車産業への販売を加速し、新規需要を取り込んでいくのが狙い。 新会社、三菱化学パフォーマンスポリマーズ(ブラジル)社は、資本金2000万レアル(約9億円)。三菱化学100%出資で、2012年8月に設立登記済み。 今回、オレフィン系熱可塑性エラストマー「サーモラン」年産4,600トン設備の着工を決めた。 完成は2014年第2四半期の予定。 ブラジルの2012年の自動車生産台数は334万台と、南米全体の70%以上を占めた。今後も着実な伸びが見込まれている。 このため、内外装部品などに使用される熱可塑性エラストマー「サーモラン」や、接着性樹脂「モディック」の現地での供給体制確立を急ぐ。 【新会社の概要】 (1)社名 Mitsubishi Chemical Polimeros de Desempenho Ltda.( 三菱化学パフォーマンスポリマーズ(ブラジル)社) (2)資本金 2,000万レアル (約9億円) (3)株主 三菱化学 99% Mitsubishi Chemical Performance Polymers, Inc. 1% (4)所在地 ブラジル連邦共和国サンパウロ州アチバイア市 (5)生産能力 オレフィン系熱可塑性エラストマー 「サーモラン」 4,600トン/年 <三菱化学機能性樹脂事業の海外拠点> . 中国 愛普科精細化工(蘇州)有限公司 . シンガポール Advanced Plastics Compounds Singapore Pte Ltd. . タイ Sunprene (Thailand) Co., Ltd. . アメリカ Mitsubishi Chemical Performance Polymers, Inc. . ブラジル Mitsubishi Chemical Polimeros de Desempenho Ltda. . ドイツ Mitsubishi Chemical Europe GmbH ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1360731589.pdf |