2013年02月19日
JX開発、英領北海マリナー油田開発へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:JX日鉱日石開発

JX日鉱日石開発は18日、英領北海・シェトランド諸島東方沖約150キロに位置するマリーナ油田の開発移行を決めたと発表した。英国政府の承認も取得した。

マリーナ油田は、英領北海でも確認済み鉱区を含め最大規模とされる油田。鉱区面積は非公開。
まず2017年の商業生産開始に向け、プラットフォームや浮体式貯蔵設備等の生産設備建設に入る。
総投資額は70億ドル以上の見込み。

同油田の可採埋蔵量は2・5億バレル以上、2017~2020年までの初期4年間の平均生産量は日量約5万5,000バレル、生産期間は約30年間を見込む。

同鉱区(9/11a)の権益比率は、Statoil(オペレータ)65.11%、JX開発 28.89%、Cairn Energy 6.00%。
JX開発の引き取り量は日量約1万6000バレル、円換算投資負担額は1900億円以上の大型投資となる。

同社はマリナー油田を英領北海での主要油田の一つと位置づけている。
長期目標である、全世界で「2020年:日量20万バレル」達成が近づくと期待している。