2013年02月19日 |
三菱化学、レイヨン子会社の多糖類メーカーを承継 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱レイヨン |
三菱化学と三菱レイヨンは19日、三菱レイヨンの子会社で多糖類を生産する、MRCポリサッカライド(本社:富山市=MRCP)の全株式を三菱化学が承継することにしたと発表した。 グループシナジーの強化を図るのが目的で、吸収分割方式により今年4月1日付で承継する。 MRCPは、海藻や植物の種子などの天然原料をベースに食品や化粧品、医薬品などの増粘・安定剤となるポリサッカライド(多糖類)の精製・販売会社。最近は介護食などにも需要が拡大しつつある。 一方、三菱化学は子会社に三菱化学フーズ(本社:東京都港区、鈴木千多賀社長)を持ち、乳化剤などの食品機能材事業を国内外で展開している。MRCPを完全子会社とすることにより製造・開発・販売の各面で大きなシナジー効果が期待できる。 【エムアールシーポリサッカライド株式会社の概要】 (1) 事業内容 ローカストビーンガムやカラギナンなど増粘多糖類の製造・販売 (2) 設 立 1994年6月 (3) 所在地 富山県富山市海岸通3番地 (4) 代表者 代表取締役社長 二宮 弘文 (5) 資本金 50百万円 (6) 主要株主 三菱レイヨン100% (7) 売上高 20.5億円(2011年度) (8) 従業員数 32名(2012年10月現在) (9) 事業拠点 本社(富山県富山市)、東京営業所(東京都千代田区) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1361242334.pdf |