2013年02月19日 |
協和メデックス、血中のFGF23有償受託分析開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:協和発酵メデックス |
協和メデックス(本社:東京都、山口正仁社長)は19日、血中の線維芽細胞増殖因子(FGF23)の測定法を確立し、同社KMアッセイセンター(静岡県)で有償受託分析を今月22日から開始すると発表した。 「FGF23」は、骨組織で産生されるアミノ酸からなるポリペプチドで、腎臓に作用し、腎尿細管でのリンの再吸収を阻害する。 最近は低リン血症性くる病、腫瘍性骨軟化症、腎不全等の疾患に「FGF23」の関与が示俊されている。 同社はこのほど血中の「FGF23」測定法を確立した。これらの病態を把握するための診断補助として利用できる。 KMアッセイセンターの「FGF23」受託分析は研究用で、価格は7,000円/検体(税抜き)の予定。 年間1,000検体程度の受託を目指す。 |