2000年12月12日
「石油ルネサンス計画」、来年度予算は46億5,000万円要求
2年目、パイプラインなどの工事に着手
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

 資源エネルギー庁の「石油ルネサンス計画」推進母体である石油コンビナート高度統合運営技術研究組合(石油精製、化学企業20社で構成、吉村晃一理事長)はこのほど、計画2年度目に当たる2001年度事業計画を策定、通産省に予算請求した。
 鹿島、水島、川崎、徳山、瀬戸内の5地区で複数の石油精製、化学が一体となって最適な生産体制を構築し、経営基盤強化を図っていこうというもので、異業種での系列の枠を越えた取り組みとして注目されてきた。
 2001年度の事業計画は、初年度の計画が未利用資源の有効利用策や、そのためのプロセス、運用管理など基礎的なプロセス設計の検討に重点がおかれていたのに対し、パイプラインなど具体的な建設工事に入る。全体の予算規模は初年度とほぼ同じ69億7,500万円前後となる見込み。このため通産省には3分の2に相当する46億6,000万円を補助金として申請している。
 2001年度の地区別事業計画内容は次の通り。

http://www.c-nt.co.jp/news/2001plan.html">2001年度地区別事業計画