2013年02月26日 | |
AGCセラミックス、業界最高レベルの高断熱炉壁を開発 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭硝子 |
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旭硝子の100%子会社、AGCセラミックス(東京都港区、島尾明伸社長)は26日、業界最高レベルの断熱性能と耐久性能をあわせ持つ工業用セラミックス炉「サーモテクト ウオール」を開発、3月上旬から販売開始すると発表した。 2015年30億円の売上をめざす。 「サーモテクト ウオール」は、耐熱温度1600℃の高断熱グレード(厚さ 120ミリ)から、同1000℃の特殊断熱ボード(30ミリ)まで3グレード。施工の際にコンクリートのように壁を塗り固める。 炉壁は、用途に応じて複層構造にする。炉内側(高温側)に高断熱グレード、外側(低温側)に熱伝導率の低い特殊断熱ボードを配置することにより、従来のセラミックスファイバーでは対応できなかった分野にも使用できるようになる。 断熱性能だけでなく耐久性能にも優れ、省エネ効果が高い。このため鉄鋼の溶融炉をはじめ石油精製、セメント、焼却炉、自動車、ガラスなどの各産業で幅広く利用できる。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1361854000.pdf |