2013年02月27日

生活支援「ロボット HAL」に安全性規格認証

【カテゴリー】：行政/団体（環境/安全） 【関連企業・団体】：経済産業省

経済産業省は27日、サイバーダイン社の装着型ロボット「ロボットスーツ HAL・福祉用」が日本品質機構（JQA）から生活支援ロボットの国際安全性規格（ISO/DIS 13482）に基づく認証を取得したと発表した。今夏中には国際規格として正式発行される見込み。 わが国では高齢化の進展により、高齢者の介護など生活支援分野でのロボットの活用に期待が集まっている。 経産省は2009年度から生活支援ロボット実用化プロジェクトを立ち上げ、安全性検証手法の開発を行ってきた。 サイバーダイン社（本社：つくば市、山海嘉之社長）は、医療福祉機器の専門メーカーで、2010年から同ロボットのレンタル・リース販売を行っている。 ＜用語の解説＞ ■ロボスーツ HAC　　：HACとは、Hybrid Assistive Limb の略。からだに装着して、身体機能を補助・増幅することができる世界初のサイボーグ型ロボット。筋肉を動かそうとするとき、脳からの神経信号をセンサーが読み取り、筋肉の動きと同時に関節を動かすことができる。