2013年02月27日
トクヤマ・収益改善計画、15年度営利180億円
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:トクヤマ

トクヤマは27日開催の取締役会で、多結晶シリコン事業の再構築をはじめとする「収益改善計画」実施を決めたと発表した。

2012年度は、営業利益40億円と大幅減益を予想しているが、15年度は180億円、17年度には250億円と大幅な収益改善を目指す。

多結晶シリコン事業ではマレーシアでの半導体向けグレードの生産、徳山製造所におけるシリカやシランガスとの最適生産バランスを構築し、製造コストのさらなる削減を図る。徳山製造所の多結晶シリコン製造設備の減損等を実行し、継続的な黒字体質を構築する。

化成品、セメント等の既存事業では。液化水素事業や石膏ボードのリサイクル事業を着実に立ち上げ、収益向上を図る。研究開発では燃料電池用材料や窒化アルミ単結晶等の新規事業化を急ぐ。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1361945274.pdf