2013年03月01日
特許庁、ミャンマーの知的財産システム整備に協力
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

特許庁は28日、ミャンマーで同日わが国特許庁長官と、ミャンマー科学技術省大臣との会合が開かれ、ミャンマーにおける知的財産システム構築に向けた両国間の協力が進展したと発表した。

わが国からはこのところミャンマーに進出する企業が増加し、知的財産権の適切な保護が必要となっている。
ミャンマー政府も、これに関する法整備や知財庁設立の準備を進めようとしている。

両国の協力に関する主な確認事項は次の通り。
(1)ミャンマーの産業財産権法及び規制案に対するコメントをミャンマーの担当機関に提供する。
(2)WIPO(世界知的所有権機関)と協力して。ミャンマーからの訪問調査団を受け入れる。
(3)ミャンマーにおける知財庁の設立及び発展のための専門家派遣の可能性検討。また、長期研修生の招へい。
(4)日本の産業財産権に関する審査の運用マニュアルの提供。
(5)ミャンマーに特許審査官等を派遣し、審査業務に関するアドバイスの実施。